3.CVガイド/テンプレ
そもそもCVってなに?
皆さんお気づきのように、ほとんどの公募の必要書類の中にCVが含まれています。CVとはCurriculum Vitaeの略で要は「履歴書」です。ただ、履歴書と言っても日本のいわゆる履歴書の書き方とは異なりますし、そのいわゆる履歴書も応募職種でフォーマットや記入項目が違うはずです。
ここでいうCVはアーティストCVのことで、アーティストの「アート実践の概要まとめ」、要はこれまでの経験や評価、活動歴などを含めた書類です。キュレーターやアートワーカーの方にはあまり参考にならないかもしれませんので、あらかじめご了承ください。
今回は公募に応募する際に必要なCV作りのポイントと、最後にベーシックなテンプレート(メンバーの方は無料)をダウンロードしていただけます。
なぜCVが必要なのか
ここをまず押さえておかないといけません。別に作品が良ければいいだろ!も、そうなのですが、公募に際し審査する人たちは、基本的にあなたを全く知らない人と考えて下さい。その場合、作品と同時にその審査員にとってあなたのアート実践の足取りを掴むサポート資料となります。例えば身近なところで言うと、知らないアーティストがいて、作品が気になってウェブサイトを訪れたとします。そうです、高確率でAboutやBiographyのページでその人の経歴を見ませんか?私の場合だと、まず最初にそのページに飛ぶことも多いですし、見ずにページを閉じることは殆どありません。CVの必要性と同時にウェブサイトの体裁も気になったのではないでしょうか。ということで、近いうちにアーティストウェブサイトガイドも更新予定です。
*以下は会員限定コンテンツになりますが、noteでも同じ記事とテンプレートを買い切りでご利用いただけます。
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