6. TOP10 現代アートマガジン
今回は世界のTOP10現代アートマガジンと称し、これらに掲載されたらグッと箔が付くよ、ひとつの指標としてCVなどでも有効に働くよ、というクラスの世界の現代アート“雑誌”を紹介します。オンラインマガジンではなく、印刷出版されるマガジンに絞りお届けします。
紹介順に順位など優劣はなく、アルファベット順に並んでいます。英語であること、メディアとしてアート界を牽引している、キャリアのあるアートプロフェッショナルが記事を寄稿していること、美術館や著名なギャラリーで取り扱われていること、などを基準に選定しています。
2002年創刊のイギリスの現代アートマガジンで、50万人以上の読者を誇る、世界で最も読まれているアートマガジンの一つ。アートだけではなく、映画や音楽などのコンテンツも取り上げている。Aesthetica Magazine の売りはなんといっても圧倒的なビジュアルイメージで、プリントクオリティと掲載作品のイメージの美しさが、アート界でのポジションを確固たるものにしている。イギリスではテートモダンやRAなどのトップミュージアムで取り扱われている。また、毎年世界のトップ20、125のアーティストを選出する Aesthetica Art Prize や Aesthetica Short Film Festival、Aesthetica Creative Writing Award など、発信だけではなく、場作りや才能発掘でも広く知られている。
1925年創刊の世界で最も歴史あるアートマガジン。現代アートにフォーカスした深みのあるコンテンツで知られ、最新のトピックからトレンド、潮流まで掴むことができる。アーティストやコレクター、その他のアートプロフェッショナルたちへの内容の濃いインタビュー記事も高く評価されており、マーケット情報やアートコレクションに関する洞察も得られることから、