AIR InSILo は、現行のアーティスト・イン・レジデンス・プログラムの成果と経験を検証し、新たな未来に向けたオープンコールのビジョンを提案するキュレーター・イン・レジデンスを初めて募集する。提案のテーマに制限はないが、AIR InSILo のコンセプト、方向性、所在地を考慮し、その必要性、関連性、重要性を示すものであることが求められる。

プログラムの概要

  • 滞在期間:7週間

  • 活動内容:

    • 提案を深化させ、具体的なプロジェクトとして発展させること

    • レジデンス・スーパーバイザーとの定期的なミーティングによるサポート

    • 現地調査の時間を確保

    • 最終成果物:将来のアーティスト募集に向けた構造化されたプロジェクト提案(文章による詳細な説明、およびビデオインタビューの提出が必須)

応募資格

以下のいずれかに関心のあるキュレーターを対象とする:

  • AIR InSILo の新たなオープンコールを設計したい者

  • AIR InSILo の将来のラウンドを共にキュレーションしたい者

  • アーティスト・イン・レジデンスの概念や現象を探求する者

  • 地域主義(Regionalism)や地方性(Localism)の問題に関心がある者

  • 芸術実践におけるサステナビリティの概念を批判的に考察する者

  • アーティスト・コミュニティにおける関係倫理(Relational Ethics)や連帯の実践に焦点を当てる者

  • 社会に関与する芸術実践(Socially Engaged Practices)を行う者

  • AIR InSILo に物理的に近い場所(オーストリア及び隣接国)に居住する者(今後のキュレーション業務において通う必要があるため)

応募準備に際して

応募前に、以下の資料を確認することを推奨する:

  • レジデンスの概要(About ページ)

  • 過去のオープンコール(InSILo Magazine)

  • Recalibration テキスト

提案に含めるべき要素

【必須】

  • AIR InSILo の新たなオープンコールの内容・構造に関する提案

    • 構成要素の例:

      • 要約(Abstract)

      • 研究課題(Research Questions)

      • 目的(Objectives)

      • 作業方法(Working Methods)

      • 作業計画(Working Plan)

      • タイムテーブル(Timetable)

【任意】

  • プログラム予算の提案、および役割分担の案

  • 公開プログラムの提案

  • 緊急プログラム(Emergency Programme)へのより持続可能なアプローチの提案

  • レジデンスの対象観客と、参加アーティストの望ましいプロフィールに関する考察

  • 地方性(Localism)、周縁性(Peripherality)、孤立(Isolation)の問題に関する考察

  • アーティスト選考基準の提案(クオータ制や質的評価の倫理的側面を含む)

  • リサーチに使用予定の文献リスト

現時点では完成したコンセプトは不要。
将来の作業の明確な方向性と計画を示すことを重視する。

【〆切】4 / 16 / 2025

【賞与】宿泊施設+ キュレーター料€2625+ 旅費€300 +輸送費€200

【場所】ホラブルン・オーストリア

【URL】https://in-silo.com/curators_call_2025


応募条件
なし

申請料
なし

実施期間
2025年6月〜10月の7週間

必要書類
ショートバイオグラフィー、顔写真、プロジェクト概要、CV、ポートフォリオ


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